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カルチャースクール事務局
TEL 082-222-2205(9:30~17:30)
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講座詳細

4月開講
【オンライン講座】≪日本古典への招待≫~平家物語~
RCC文化センター外部教室・添削講座・オンライン講座知る・学ぶ

講師 栃木 孝惟(国文学者・千葉大学名誉教授)
開催日時 2024年4月スタート
受講料 【全15回】
前期講座:第1回~第7回¥11,550
後期講座:第8回~第15回¥13,200
備考 【講座視聴可能期間】
2024年9月30日
【お問い合わせ・お申込み】

RCC文化センターカルチャー事務局
☎082-222-2205

「オンライン講座平家物語」とお伝えください☺

学び直しも、新たな学びも。
パソコン・スマホ・タブレット等を使って全国各地お好きな場所で受講できます。
ぜひお気軽にご受講ください。

≪日本古典への招待≫
~平家物語~


【講座の目的】

 本講座は、日本の代表的な古典、『平家物語』の魅力、すなわちこの作品のおもしろさ、深さ、豊かさなどをお伝えしようとする講座です。この作品のおもしろさ、深さ、豊かさは、必ずしも自明なものではありません。
 古典という遠い時代に生まれた作品を、いわば遅れてきた読者として読む現代の私たちは、古典の生まれた時代、あるいは、『平家物語』が描き出す時代の空気を直接的に見聞、感知することはできません。しかし、今日に遺されたさまざまな文献資料・図像資料・遺構・遺物等のもの史料、あるいは、この作品を愛した先人たちがこの作品の考察に費やしてきたさまざまな努力の成果、そして、哲学・歴史学・文学研究の各分野に於いて国境を越えて積み重ねられてきたテクストの読み方に関する理論的な省察は、遅れてきた読者が所有している利点です。
 本講座は、そうした利点を活かしながら、日本の代表的な古典、『平家物語』を読み、深めることを目指す講座です。古典を読むという過去への旅は、実はそのまま過去から現代を豊かにする、そして、古典を読む私たちを、その心の生活において、新たな私に更新してくれる、すぐれて創造的な営みでもあります。日本の重要な転換期を描き出す『平家物語』という作品が、私たちの父祖・母祖の歩いてきた道筋の一端を、また政争が武力によって決する不幸な時代の人々の深切なありようをどのように映し出しているか、その一端を微力ながらお伝えできればと思います。

【講座カリキュラム:前期講座】

〇第一講 「祇園精舎」-「祇園精舎の鐘」「沙羅双樹の花」を中心に (第一回)

〇第二講 遊女往生-祇王

  • 祇王一家の繁栄と仏の出現 (第二回)
  • 清盛の変心と祇王の放逐 (第三回)
  • 六波羅蜜と女たちの往生 (第四回)

〇第三講 倫理への殉死、そして治承のクーデターの発端-平重盛

  • 父清盛への諫言 (第五回)
  • 倫理への殉死 (第六回)
  • 重盛と治承のクーデター (第七回)

 ※第八回~第十五回は後期講座となります。

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【講座カリキュラム:後期講座】

〇第四講 恩愛の彼方へ-平維盛

  • 美貌の貴公子 (第八回)
  • 富士川合戦の虚実・維盛像造型の虚実 (第九回)
  • 紫雲の上の夢・蒼海の底の祈り (第十回)

〇第五講 滅亡の海-壇の浦とその前後

  • 壇の浦の知盛、そしてその過去 (第十一回)
  • 安徳天皇入水、そして母女院(建礼門院)の帰洛と出家 (第十二回)

〇第六講 寂光の里の祈り-六道輪廻の果てに

  • 大原へ、そして寂光の里  (第十三回)
  • 後白河法皇と女院の六道語り、そして聖衆来迎(一) (第十四回)
  • 後白河法皇と女院の六道語り、そして聖衆来迎(二) (第十五回)

 ※第一回~第七回は前期講座となります。

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【講座紹介動画】

【申込から受講(視聴)までの流れ】
講座の申込RCC文化センターカルチャースクールのページよりお申し込みください。決済のページに飛びます。そのまま受講料をお支払いをお願いします。
受講用URLのお渡しメールにて受講用URLをお知らせいたします。
迷惑メールの対策などでドメイン指定を行っている場合は、「rccbcshop@raku-uru.jp」のアドレスを受信設定してください。
受講お好きな時間にお好きな場所で受講ください。(受講可能期間は2024年9月30日)
【オンライン講座に必要なもの】

◇パソコン・スマートフォン・タブレット端末のいずれか1台

◇インターネット環境(Wi-Fi利用の場合は、通信環境の良い場所で)


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